この記事では遺品整理で良く忘れる注意点を6つお伝えします
ほとんどの方が「急に遺品整理をしなくなった」という状況で片付けを始められます
作業や時間に追われての片づけだとなかなか冷静に判断できなくなります。いつもは冷静に判断できる人でも間違った判断をしてしまうのが遺品整理です
一度この記事に目を通しておくと気を付ける注意点がわかります
遺言書は勝手にあけない
これが見つかったらまず冷静になってください
遺言書が見つかったら家庭裁判所に提出して
封印のある遺言書は家庭裁判所で開封しなければいけません
相続人や代理人がいなければ開封できませんので注意しましょう
絶対にトラブルの原因ですので遺言書は開けてはいけません
意外と知らない方が多いので注意してください
故人の借金
長年、会っていない実の親や親戚の遺品整理をするのは特に注意が必要です
何気なく処分した
まだ使えるテレビを持ち帰った
ちょっと待ってください!
もしかしたら故人の「負の遺産」謝金を引き継ぐことになるかもしれません
持ち帰った = 相続をした
と判断されるかもしれません
慌てて遺品整理をしたばっかりに
多額の借金まで相続してしまったケースがあります
全ての財産を放棄する「相続放棄」
プラスの財産の範囲内でのみ債務を引き継ぐ「限定承認」といった方法があります
たとえ親や兄弟でも長年会っていないとどのような生活をしていたのか分りません。借金、連帯保証人になっているケースもあります
あんまりお金のことは話したくないのが信情です
このようなケースでは遺された親族は知らないことが本当に多いです

あなたは長年会っていない親戚のアパートを片付けることになりました。
部屋に入ろうとすると知らない人から声をかけられました
どうやら親戚の知り合いのようです
借りっぱなしにしていたら、こんなことになっちゃって、申し訳ない
と一万円をもってこられました
あなたはお金を受け取りますか?
これは受け取ってはいけません
なぜなら他に膨大な借金があるかもしれません。その場ではお金は受け取らず連絡先と名前を聞いておきましょう。
もしうっかり受け取ってしまったら「負の遺産」をすべて相続してしまうことになります
必ず司法書士に相談しましょう
賃貸契約書
孤独死などで臭いがついたアパートやマンションなどでは臭いがとれません
荷物の搬出や清掃にはそれほどお金はかからないと思いますが、床やクロスの張り替えなど修繕費に膨大なお金がかかる場合があります
その時に必要なのが賃貸契約書や契約時に加入する火災保険です
保険には特約がある場合もあります
臭いが強い場合は業者にお願いする場合が多いです。「賃貸契約書」と「火災保険」を探してもらいましょう
そして書類が見つかればすぐに司法書士に相談しましょう
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クレジットカードの年間費
結構みなさんクレジットカードを止めるのを忘れがちです
クレジットカード会社に電話して止めてもらいましょう
どこのクレジットカードを契約していたか分らない場合は銀行通帳を確認することでクレジットカードの情報を得ることができます
なので使われなくなった通帳を捨ててはいけません
現金
遺品整理をしていたら現金が出てくることは珍しくありません
屋根裏
着物の中
布団の間
テレビの下
ベッドの下
台所の床下収納
は特に良くみましょう
郵便物
家族が同居していた場合であっても、郵便局へ「死亡の通知」をした時点で故人宛の郵便物はは差出人に返送されます。
親族への転送はできないので重要書類の確認は届け出を出す前におこないましょう
郵便ポストにガムテープを張るのは「この家は不在です」と泥棒にアピールしているようなものです。長期不在の家は空き巣の被害が多いので注意しましょう
少しの防犯対策で泥棒を寄せ付けません
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