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【ウエノさんの失敗談】遺品整理でケンカ勃発 価値観が違うと大変な事に!

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遺品整理で一番良くある価値観の違いは
「いる」「いらない」です

これは遺品整理を始める前に
十分に話し合いをしなかった事が原因です

「ウエノ」さんも遺品整理でケンカをしてしまいました

これから遺品整理をするあなた
ウエノさんの経験は「話合いの大切さ」がわかる体験談です

>>>【初めての方】遺品の処分(遺品整理)を自分で行う方法・手順はこちら

【自分で行う】もう迷わない ~遺品整理の5ステップ自分で遺品整理をする方法を1から徹底解説!自分で効率良く遺品整理をするためには知識が必須です。方法や手順を把握することで無駄な作業がグンと減ります...
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どんな遺品整理でしたか?


とにかく急で予想しない遺品整理でした

長年介護を行っていた母が突然亡くなりました

母と父、私の3人で暮らしていましたが
父は仕事で家にはほとんどおらず母は一日中寝たきりのような状態でした

もともと体が弱っていたこともありましたが
これといった病気もなかったため「いつか入院するんだろうな」などと漠然と思いながら過ごしていた時、私が仕事から帰ってきたら部屋で倒れていて、そのまま亡くなったのです

突然亡くなったことで準備も予測もないままの遺品整理が始まりました

一軒家に住んでいましたが
父は昔ならではの人間で家のものがどこにあるかわからないタイプ

母にまかせっきりでした

同じく私も、自分の部屋以外の場所は、掃除をしなければならない床やキッチン、風呂場以外の部屋には特に「両親の場所だから」と立ち入ったこともありません

今まで開けたことのない母の部屋のクローゼットやタンスから、「よくこんなに入っていたな」と思うくらいのものがきれいに収納されて出てきました

あまりの量に「これは長期戦だな…」と頭を抱えたくらいでした

自分達で行ったか?それとも業者にお願いしたか?


遺品整理は私と姉で行いました

業者に頼む、という選択肢がなく

ただただ姉と二人で「少しずつ、母さんのもの捨てなきゃダメだね」と言い合うのみ

1日3箱はタバコを吸うヘビースモーカーだった母の寝室は、何もかもがヤニで色も変わりにおいもひどかったため、遺品を捨てるだけではなく大掛かりな掃除も必要な状態でした

遺品を仕分けしながら、「これはあそこに行ったときのものだ」とか「よく使ってたものだ」と、思い出話に花が咲いてすすまないこともよくありました

思い入れがあるものを見て、故人を思い出しながら片付けが出来たことが唯一「自分たちで遺品整理をしてよかった」と思える点かなと思います

ですがそれ以上に、労力と時間のほうが費やされました。

すべて片付いたのは1か月をゆうに超えたころだと思います

当時、私は20代でしたから、気力と体力がまだあったのでなんとか終えることはできました。

価値観の違いでケンカになりました

大きく2つ大変だったことがあります

一つは家族との価値観の違いです

母が亡くなって、市内の離れた場所に住んでいた姉は仕事の合間を見て来てくれていたのですが、「どんどん捨てないとダメだ」と勢いがすごく、逆に「お母さんのものがなくなってしまう」と、捨てることに反対する父と言い合いをしていました

母は編み物や手芸が好きだったので、大量の編み棒や毛糸、布、裁縫道具が出てきたのですが、「私もあなたも編めないから捨てよう」という姉と、「母さんが編んでたものなのに」と反論する父。

大量の服も、「母さんのはサイズが小さくて誰も着れないから捨てよう」と言うと、「それ母さんが気に入ってた服だぞ」と反対

結局、「そんなこと言ってたら何も捨てられないでしょ!」と姉が怒って捨て、「じゃあ好きにしろ!」と遺品整理を手伝わなくなる父

思い出の品を見つけては余韻に浸るような、そして良い雰囲気ではありませんでした。

2つ目は、体力的なものです

前述したように、母はヘビースモーカーだったため、布団類、カーテン、壁紙などをすべて捨てて新調する必要がありました

布団類は大型ごみになるため、紐で縛っては大型ごみの申請をして何千円もかかっていました。

自分で持ち込んで投げることもできましたが、軽自動車しかなかったため、一気に運んで捨てるということが出来なかったのです

衣類はかさばり重量も重いので、何袋にもなったゴミをゴミ捨て場に捨てに行くのも大変でした。

父は膝が悪く、重いものは持てません

姉は、仕事が休みの時に来てはゴミ袋に詰めてくれるものの、結局ゴミ捨ての日に捨てに行くのは私だったので、分別したごみ袋を持って、毎日のようにゴミ捨て場を往復していました

そんな大量のごみ袋を見て「そんなにいっぱい捨てたら、母さんのものなくなるだろう…」と必ず一言言い、絶対にゴミ捨てには行ってくれない父

寂しいのはわかりますが、そんなことを言っていたら何も捨てられません

「生きている間はあったことも知らないくせに…」と毎回イライラも募っていました

ケンカするぐらいなら業者に頼めば良かったかも

そんなことがあった数年後、テレビで遺品整理を業者が行うというテレビを見ました

それは、遺品の整理、不用品の処分、また、いらないものを買い取りして、処分代から差し引くというものでした。

そのテレビでは生前の遺品整理でしたが、「こんな方法もあるんだ」と驚いた記憶があります

私は単純に、「そういうことをしてくれる業者がある」ことを知らなかったのです

遺品で不要なものをリサイクルショップで買い取りしてもらうことも考えたことはありますが、何せヤニだらけだったため、「こんなものは売れないだろう」とすべて捨てていたのです

父は捨てられない、姉も仕事で来れないときは、あまりにも片付かない遺品整理や部屋の掃除のために、私が仕事を休んだこともあります

あの時、こんな業者があるのだと知っていたら、頼めばよかったと思っています

そうすれば、ゴミ捨て場の往復や、重いものを家から引きずり出して大型ごみとして処分してもらう必要もなく、すべてやってもらえたのに、と後悔しています。

もちろん、自分たちでやればお金もかからないでしょうが、それなりに処分代はかかったし、仕事を休んでまで遺品整理をしていた時のことを考えると、労力・時間を考えれば安上がりだと思います

「遺品くらい自分で整理したい」と父や姉は言うでしょうが、それならば処分の部分だけでもお願いすればよかったのではないか…

そうすれば、そのぶんの時間、形見分けや思い出話もゆっくりできたのかな、あんなに口喧嘩せずに済んだかな、と思っています

突然、身内が亡くなった場合は、決めなければならないと、役所での手続きなど色々とやることがありすぎて毎日が大忙しです。それこそ、悲しむ間もないほどです

今、父も高齢になり、すこぶる元気ですが「来年まで生きてるかな?」などとよく言います

軽い感じで言うので、そのたびに私も、「母さんの時に苦労したんだから、死ぬかもしれないと思ってるんなら今から生前整理をしておいて」と同じ調子で言い返しますが、その様子はありません

むしろ、母より物をためこむタイプで、シャツでさえ同じものが10枚以上あり、新品も3セットはあります。母よりも大変になること間違いなしです

母の時の失敗を繰り返さないように、お願いできる部分は業者にお願いして、故人の部屋で喧嘩になったりしないよう、心と時間に余裕のもった遺品整理にしたいと思います。

この記事を書いた人

ウエノ

30代後半 2児の母。ためこむタイプの父をもつ。かくいう自分も整理整頓が苦手なタイプなので日々気をつけている。

タケヤンの一言

タケヤン
タケヤン
自分達だけで抱え込まず、上手に業者を利用すれば負担が減ったかもしれませんね
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