遺品整理ではたくさんの遺品を片付ける必要があります。普段の片づけとは少し違ってくるので必要な道具もちょっと違ってきます
そこで今回は遺品整理歴15年の私が
これは絶対に遺品整理で必要な7選と
片づけにあったら便利な4選をご紹介します
道具がそろっていなければ
スムーズに遺品整理ができないのでしっかりと準備しましょう
パッと読むための目次
遺品整理で絶対に必要な道具7選
遺品整理の袋は90Lの袋が正解!
遺品整理では
たくさんの荷物を袋詰めします
なので袋は絶対に必要になってきます
しかしどんな袋でも良いわけではありません
遺品整理を始めた当時はいろいろと悩みました
90Lより小さいと荷物が入らず
90Lより大きいと荷物の重さで破れてしまいます
私は15年の間に
いろいろな袋を使ってきましたが90Lの袋が一番良かったです。というか今は他の大きさの袋は一切つかっていません。90Lの袋がベストです!
なので自信をもって
90Lの袋を購入する事をオススメできます
そして購入する量ですが
「ちょっと買いすぎかな?」というくらいがちょうど良いです
白 | 黒 | |
1ルーム | 4セット | 1セット |
2LDK | 5セット | 2セット |
1軒屋 | 8セット | 4セット |
※1セット=10枚 こちらは参考例です。遺品の量により変動します
なぜなら片付けをしていたらすぐ無くなるからです!
できれば色違いの90Lを用意しましょう
黒色の袋は「服」
白色の袋は「可燃ゴミ」
と入れるものを決めています
なぜなら色わけをすることで
誰がみても何が入っているのかがわかるからです
ちなみに服は仕分けをすれば
無料で捨てる事ができますよ
遺品整理では軍手よりゴム手袋がオススメです
何が入っているか分らない袋や
天袋などにある見えないものを降ろすのに手袋は必須です
軍手よりゴム手袋がオススメです。耐久性もあり滑り止めがついているタイプを選びましょう
遺品の仕分け作業であったら便利 段ボール
何かと役に立つのが段ボールです
本やお皿、小物など段ボールにいれて運ぶと効率が良くなります
また思い出のアルバムや手紙
故人が大事にしていたものを仕分けるのにも便利です
すぐに「処分、残す」の判断ができないもの一つ段ボールを作り、その中に入れて持ち帰りましょう
段ボールは必須ですが、無理に買わなくても店舗で無料で手に入れることができます。
スーパーの段ボールは小さくて汚れている可能性があります。オススメはドラックストアの段ボールです。キレイですし大きさも丁度良いのがありますよ
段ボールの底は重たいものを入れると抜けやすくなります
特に本やお皿を入れる時に注意が必要です
↓のようにテープをはりましょう

縦、横一回ではなく
縦1回、横3回
段ボールの横に書かれた文字が
逆さまになるように組立をするとどちらが上か分らなくなります
荷物を入れてフタを閉じた後に上下がわかるようにしましょう
ガムテープよりしっかり貼れる透明テープがオススメ
段ボールを組み立てるのにガムテープは必要です。
茶色のガムテープより透明なテープだとキレイにはれます
透明テープと一緒に私が使っているのはテープカッターです
めっちゃくちゃ早く切れます。それにビシッとキレイにはれるので重たい物を入れても段ボールが崩れません
マスク カーテンを外す際はダニを数万匹吸い込みます
遺品整理ではホコリまみれになります。マスクは必須です
得にカーテンを取り外す際はマスクは必須です
目に見えないダニやホコリを一気に吸い込むことになります
遺品整理では見えない敵が一杯です
私にとってバルサンが一番大切な道具!
作業の前日にバルサンを焚くとダニにかまれずに済みます
特にゴキブリが良くいる台所には必須です
当社では絶対に必須のアイテムになっています!誰が何と言おうと絶対です(笑)
片づけの仕事をしているとゴキブリを良く遭遇します
何年やってもこればっかりは慣れません。嫌いな物は嫌いです
家具分解で必須 ドライバーや六角レンチ、カッターなど
ベッドやダイニングテーブルを分解するに六角レンチやドライバーが必要です。またトイレのウォシュレットや衛星アンテナなどを外すにも工具が必要になってきます
遺品整理は床の作業スペースが広ければ広いほど作業効率があがります
部屋の中で大きく占領しているテーブルやベッドを解体して作業スペースを確保しましょう
続いて
遺品整理であったら便利な道具 オススメ6選
引越のプロも使っている巻き段ボール
こちらは柔らかい段ボールにエアーキャップがついている段ボールです
これはマンションなどのエレベーター周りの傷防止にとても役にたちます。
良く引越屋さんが使っていますね
あまったらワレモノなどの梱包にもつかえるので遺品整理の現場にあったら重宝します
長期不在をするならこの1枚 チラシ防止ステッカー
この1枚をポストに貼っておきましょうチラシでパンパンになるのを防げます
ネット環境があるなら泥棒対策に防犯カメラ
ネット環境がそろっているのであれば防犯カメラがオススメです。3年前と違いかなり安価で手に入ります。設置もとっても簡単です
遺品整理ではモチベーションが大切 音楽で気分転換
遺品整理は単調な作業が何時間もつづきます。
気分転換に音楽を付けましょう。モチベーションの維持も大切です
もくもくと作業をしていたら精神的にも疲れてくるので音楽があると気分が違います
室内用の靴で足元の安全を確保しましょう
スリッパでは滑って転ぶ危険性もあります
作業用で室内専用の靴を買っておくと良いです。物がたくさんあるところや足の踏み場がないところでは活躍してくれます
必要、不要の判断がスムーズになる付箋とマジック
付箋は色を決めて必要な物と要らない物に張っていきましょう
色違いで要るものに付箋を貼っておくと良いです
遺品整理業者に見積をとる際に便利です
「付箋がはってあるものは作業前には持ち帰ってます」と伝えると見積がスムーズに進みます
遺品整理では自家用車よりトラックを借りましょう

レンタカーと聞いて「旅行や出張先で車を借りるもの」と思った方
ちょっとまってください!
遺品整理でも活躍してくれるのがレンタカーのトラックです
・1日借りても安い
・たくさんの荷物を運べる
・大きな家具も分解せず運べる
・ネットで空き状況が確認できる
最大のメリットはなんといっても
一回で運べる荷物の量です
自家用車では何回も往復しなければいけない所をトラックだと1回ですむ事もあります
・返却時間がある
・トラックの在庫が少ない
・月末や引越シーズンだと予約が取れない
しかし
トラックを使えば一日でたくさんの荷物を片付けることができます
それに自己搬入することができれば
処分代をかなり安くすることができるんです
冷蔵庫や金庫を
格安処分、無料引取りしてもらう裏ワザはこちら↓

資源持込のチェック表です↓
レンタカーを借りて
効率良く運び出すには事前準備が大切になってきます
ポイントをまとめました↓
・搬出する順序を決めておく
・搬出場所と営業、休憩時間の確認
・前日までに仕分け作業をしておく
・荷物を出す時は人が集まる日を選ぶ
・できれば晴れの日にする
・荷物運搬中に次の荷物の準備をしておく
ポイントを押さえて荷物を搬出すると効率よく捨てる事ができますよ
トラックの空き状況ですが今はネットで簡単に見ることができます。
月末や3月、4月の引越シーズンは予約がすぐに埋まってしまいます。搬出予定日が決まったら早めに予約を入れておきましょう
ニッポンレンタカーで空き状況を確認する
レンタカーではなく自家用車だと
・汚れる
・車に傷がつく
・荷物がのらない
・大きな物は分解する必要があります
特に遺品整理の場合大きな家具や家電製品が絶対にでます。自家用車だと車にのらないので分解する必要があります。この作業がちょ~面倒くさいんです
しかしトラックの場合はそのままのせることができるので「分解作業」がいりません
なので時間と労力を削減するためにもレンタカーをオススメしています
それではトラックのレンタル料金をみてみましょう
軽トラック | 6600円 |
1トン トラック | 7700円 |
アルミコンテナ付き | 15950円 |
以外と安くないですか?
小回りが利く軽トラックでも良いですが
料金もそんなにかわらないので荷物が良くのる1トンのトラックをお勧めします
次に搬入先を確認していきましょう
効率よく回るように事前にルートを確認しておくと時間のロスがなくなります
持込場所 | 注意点 | |
大型ごみ | ゴミ処理センター | 身分証明書が必要 持込不可の物もある |
紙・段ボール | 近くの工場 | 仕分けが必要。搬入時間も気を付けてください |
鉄・銅 | 雑品屋さん | 近くの収集業者を探してみましょう。持込可能か要確認。ちなみに浜屋は買取可能 |
服(古布・古着) | 市、浜屋、古布業者 | 「古布無料 回収 〇〇」と検索すればお近くの収集場所が分ります。服は浜屋は無料引取可能 |
リサイクル家電 | リサイクルセンター | 事前に郵便局でリサイクル券購入する必要あり |
浜屋 | 全国17か所に営業所あり | 基準をみたせば壊れた冷蔵庫や洗濯機の買取をしてくれる。遺品整理ででた家具なども買取してくれる。 ただし持込のみ |
市が運営しているゴミ処理センターは家具など格安、もしくは無料で引き取りしてくれます。※市区町村により異なる
日曜日、祝日は開いていませんので必ず搬入時間、休憩時間、営業日を確認してから借りましょう
段ボールや鉄などの資源は持込をすれば買取や無料で引き取りしてくれるところがあります
仕分けをしてレンタカー代金を少しでも安く済ませましょう
レンタカーでトラックを借りるなら「ゲート付きの箱型トラック」です
ちょっと高いですが佐川急便さんなどが使っているようなトラックです
なぜなら箱型トラックは雨が降っても大丈夫です。それに運転中の荷物の落下の心配がありません。またゲート付きだと重たい家具や金庫、冷蔵庫、洗濯機、エアコンの室外機などの積み込みに活躍してくれますよ
遺品整理でオススメ無料アプリ
遺品整理で使えるアプリをご紹介します。私がオススメするのはフォトスキャンです。
遺品整理でたくさんでる写真を簡単にデータ化することができます↓

タイムツリー | スケジュール管理を共有 |
to doリスト | やることリストの見える化 |
電話レコーダー | 業者との見積電話の録音 |
ボイスレコーダー | 見積時のトラブル防止 |
スマホカメラ | 遺品整理業者の作業風景の記録 |
フォトスキャン | 写真をスマホ1台でデジタル化 |
自分で遺品整理を行う手順を5ステップでまとめています↓

まとめ:遺品整理で必要な道具 おすすめ13選
必要な道具がそろっていないと
作業が中断してしまいます
特に片付けで必須な袋が無くなると
片付けができなくなります
袋は「ちょっと多いかな?」くらいがちょうど良いです
って思わないでください
遺品整理では一人で行う事もありますが
ほとんどが数名で行うはずです
集中力が切れると
モチベーションが一気に下がります
袋がないだけで「その日は作業終了」となる可能性が高くなります。そうなるとズルズルと作業日程がずれていきます
なので最後にもう一度いいます
袋はたくさん買っておこう!
1分診断
遺品整理を業者に頼むべきか診断します