遺品整理は大きな家具を移動したり
たくさんの物を仕分けるので大変です
しかし遺品整理は
手順をふめば自分達で行うことができます
私は遺品整理の仕事に15年以上携わってきました。その知識と経験から
「自分達で遺品整理を行う方法や手順・進め方」
をご紹介していきます
この記事では
- 少しでも安く処分したい人
- 自分達で遺品整理を始める人
に向けて分りやすく説明しています
遺品整理のプロが使っている方法や
搬出先も出し惜しみなくお伝えしています
この記事を読むと
「片付けの手順」がわかり
2度手間や失敗を事前に防ぐことができます
それでは詳しく見ていきましょう
【準備①】現状を把握しよう
片づけ始める時期
こんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
賃貸であれば大家さんや管理会社から
「〇日までに退去してください」と催促されます
毎月の家賃を払わなければいけないので
早めに片付ける方が多いです
問題は持ち家です
気持ちの整理がついた時や
家の売却や解体などが決まった時に始められます
一般的に49日後から1年以内が多いです
中には片付けるのに5年もかかった人もいました
遺品を始める時期 | |
賃貸 | 賃貸契約上、月末までの依頼が多い |
持ち家 | 49日後から1年以内 |
- 「借金」の相続放棄は3か月
- 生命保険の請求権は3年です
遺品整理は早めが良いかもしれません
【遺品整理】一軒家、マンション、市営で注意点を把握してトラブル回避をご覧ください↓

下見して現状を把握する
このときに「残すもの」「処分するもの」をある程度の目ぼしをつけておきましょう
関係者が多いほど
片づけは複雑になりますが
トラブル防止のために
なるべく関係者全員で下見をしましょう
下見の日程は49日法要など
親戚一同が集まる場で提案してみましょう
この時にリーダーも決めておくと
段取りや作業日程を決めるのにスムーズに進みます
一軒家であればご近所さんに
マンションであれば管理人に
集合住宅であれば理事長に挨拶をしておきましょう
長い間、空き家であれば
ご近所の方に不安な気持ちを与えています
家の前の道路に
トラックを駐車したり搬出時に大きな音がでます
マンションやアパートの場合だと
階段やエレベーターを何度も使います
次は自分達で遺品整理を行う
一番大切なポイントです↓
【準備②】やる事リストが1番大切!
自分で遺品整理をするのに大切なのが
「やる事リスト」です
これを作ると今するべきことがわかり
時間の無駄がなくなります
確認リストも一緒にごらんください
クリックで大きくなります
自由にダウンロードしてください↓
やる事リスト | 確認リスト |
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![]() |
※サンプルです
段取り良くスムーズに行うために
しっかりと決めましょう
必要な情報をまとめると作業がはかどります
サンプルをダウンロードして
思いつくままに「やることリスト」の余白に書き出してみましょう
今何をするのかを把握する「TO DOリスト」で管理するのも便利です
遺品整理では
やることリストがあると無駄な作業がグーンと減ります
やることリストができたら
次に大切な「いつまでに片付ける」というゴールを決める事です↓
【準備③】次に「ゴール」を決める

「やることリスト」を作成したら
「いつまでに片付ける」というゴールを最初に決めてしまいましょう
ここをはっきり決めないと
いつまでたってもスケジュールを立てることができないからです
予定を立てられず
いつまでの遺産整理に手をつけられないでいると、家賃を余分に払うことになったり、レンタル品の遅延料金がかかってしまうリスクもあります。
「いつまでに片付ける」というゴールを決めると、日程が決まり必要な人数も把握できます。
どのくらい時間がかかるかはそれぞれ異なります。素人が見積もるのは難しいため、遺品整理業者の無料見積もりをとってみるのもおすすめです。
見積もりを取ったからといって実際に頼まなくてはならないわけではありませんし、プロの目線を元に正確な見積(作業日程)が把握できるようになります
>>>【遺品整理110番】
「いつまでに片付ける」というゴールを
決めると日程が決まり必要な人数も把握できます
タイムツリーは
家族みんなで情報共有ができるのでオススメです↓
全員で形見分けをする
形見分けは
関係者が全員そろった時に話し合いましょう
形見分けは目上の人には贈らないことです。目上の人から目下の人に贈るのがルールです
遺言書に形見分けを指示していた場合は
遺産相続と同じ扱いになります
高額な品は相続の対象になるので注意しましょう
・写真
・着物
・食器
・貴金属
・高級時計
・美術品、骨董品
・ブランドバック
など
遺品整理に必要な道具
遺品整理では袋や軍手は必須です
「袋もちょっと多いかな?」っていうくらいがちょうど良いです
片づけにちょど良いサイズの段ボールは
ドラックストアに行けば無料で手に入りますよ
使ったお金はすべて記録
・交通費
・昼食代
・ホテル代
・ゴミ処分代
・片付け業者の費用
・レシートや領収書
誰がどのように負担するか
事前に決めておきましょう
いい加減にしておくと後でケンカになります
さあ、やっとですね
お待たせしました
これからが片付けの本番です↓
【準備④】プロ直伝 賢い片づけ方法

遺品整理歴15年の私が
片付け方法で一番伝えたいのは
「動線の確保をしてから作業にとかかる」ということです
そのために
玄関や通路に物を置かない事です
動線の確保をしていないと作業の無駄が発生します
作業効率が悪くなり
時間ばかりたってしまいます
遺品整理で作業効率を上げるには
6つのルールがあります

すぐに使える6つのルールはこちらをご覧ください↓

【準備⑤】ゴミの出し方を把握

自分達で遺品整理をする場合は
片づけをする自治体の処分方法をまず確認しましょう
ほとんどの場合で一番安く処分することができます
しかし金庫やピアノなどは処分することができません
安心してください
ちょっとした手間をかければ処分費用をグーンと安くすることができます
遺品整理歴15年のノウハウを大公開しています↓
- 業界の裏の裏!冷蔵庫を無料で処分する
- それは本当にゴミですか?生かせば資源
- ジモティー活用法!金庫を無料処分
- 仏壇処分費が3万円もお得!?
- 安心には理由がある!人形供養
- ピアノ処分の賢い選択
- 信用するな!PCはHDDを取り外せ!
- 業界人の常識!衣類の処分は無料です
- これで安心!写真をデジタル化する方法
- 比べて納得!バイクを売るなら…
今までの経験を
ギュッとこちらでまとめています↓


まとめ:もう迷わない遺品整理を自分で行う5ステップ
最後まで読んでいただき
どうもありがとうございます
とにかく
遺品整理で大切なのは
「やることリスト」と「ゴール」です
これをきちんと設定すると
遺品整理は段取り良く行えます
安く済ませる方法では
プロも使っている搬入先などをご紹介しました
特に浜屋は遺品整理をする際に
知っておいて損はありません
自分達で行う遺品整理は
できる範囲で行いましょう
もし片づけが
ストレスになってきたら黄色信号です
そんな時は遺品整理業者に頼むタイミングかもしれません↓

