知らない人を家に入れるのはちょっと…
故人の尊厳を守りたいという気持ちが強いあまり、すべて自分達だけで遺品整理を行おうとする方がいます
私もその考えに大賛成です。遺品整理は残された遺族がやる方が良いに決まっています
マリンさんも同じ考えでした
ですが無理をして自分達だけで遺品整理を行うと、どうしても長期戦になりがちです。
そうなると
冷静な判断ができなくなったり、効率良く片付けができなくなることがあります
「業者に頼む」という選択肢を入れて遺品整理ができると、気持ちに余裕ができ同じような結果にはならなかったと思います
今回の遺品整理はマリンさんの失敗談です↓
どんな遺品整理でしたか？
もう10年ほど前になりますが
祖父が亡くなりました
４LDKの一軒家
一人暮らしの遺品整理でした。
祖父は身体を悪くしてからは料理や家事を全くやらなくなりました
なので家は散らかり放題
週に一度は私と母で掃除等に通って世話をしていた状態した。
今回祖父が亡くなり
どうするか家族で話し合った所
- 他人に家の中を見られたくない
- 貴重品がどこにあるか分らない
なので結局、自分達で作業をすることにしました
自分達で行ったか？それとも業者にお願いしたか？
私と母の二人で毎日のように片付けました
それでも1か月近くかかりました
遺品整理で一番大変だったこと
遺品整理で一番大変だったことは
いるものと要らないものを分けることでした
貴重品はもちろんですが
送られてきた郵便物の中にも
必要な物がある場合もあるので
むやみに捨てることは出来ませんでした
祖父のように
きちんと大切な物を
決められた場所に保管していないケースは
本当に大変です
1つ1つ引き出しを開け
確認をし
ゴミを捨てるの繰り返しです
形見分け等は簡単に済ませましたが
やはり祖父の思い出として置いておきたい品等もありました
これは絶対に捨ててはいけない物もあったので分別作業に一番大変さを感じました
今回遺品整理をするにあたって
何やら骨董品の様な物も沢山出てきました
しかし保存状態が良くありませんでした
本当に価値がある品なのかが全く判断できなくて
こちらは骨董品鑑定の方に来ていただき判定をお願いする事に
バイセル
に家まで取りに来てもらいました。意外なものがお金になり処分費用がうきました
先にも書かせていただきましたが
さほど大きくはない一軒家で1か月近くかかりました
生前祖父は自分が死んだ後は
「この家も自由にすればいい」と言ってくれていましたが
ここまで遺品整理が大変だとは祖父もわかっていなかったのではと思います
本当に大変でしたが
普段はあまり話したりはしなかった「祖父の生きた証」の様なものを見れた気がします
今回の遺品整理を振り返って
遺品整理は終わったときに思ったことは「本当に大変だった」と言うことです
今まで
こんなに大規模な遺品整理は
経験がありませんでした
規模や故人の残した物にもよるとは思いますが
個人でする遺品整理は限界があると感じました
これからも遺品整理の機会は残っていますが、その際は業者の方にお願いをしようかと思っています。
これから遺品整理をする人に向けて何かありますか？
業者さんに頼めば、もっと違った結果になったと思います
今回自分がやってみてこれは素人ではかなり負担になることがわかりました
これから親が亡くなったりしたら
独り身の私は
全ての負担がのし掛かって来ます…
そんな中、今回の様な
遺品整理をする自信は私にはありません
もし遺品整理を
他人にやってもらうのが嫌な場合でも
部屋の片付けだけでも業者にしてもらう事をお勧めします
今回の場合も
先に散らかった部屋の片付けを終わらせてから
改めてゆっくりと遺品整理をしたら
もっとゆっくりとかつ
短期間で遺品整理を終わらせる事ができたのではないかと思っています
家族にとって遺品整理は
1つの区切りをつける意味もある事だと思っています
今回始めての経験で失敗したことも沢山ありましたが
故人がどの様な物を大切にしていたのか
「残された私達の為に何をしてくれていたのか」を感じることが出来て良かったと思いました
この記事を書いた人
亡くなった祖父の孫にあたる者です。
当時は３０代で始めての遺品整理を経験しました。
これからの遺品整理の歳にも経験を役にたてたいと思います。
＼80点以上は安心／
