遺品整理の仕事をしていると
作業中に親戚の方が来られることがあります
(だいたいが見積などに立ち会っていない方です)
事前に話し合いをされていないためトラブルの原因になります
「〇〇は私がもらうはずだった」
「〇〇は私が貸したものなんだから」など主張されます。
こうなると
作業が中断してしまい時間のロスになります
遺品整理業者にお願いしている場合は追加料金がかかる場合があります
原因はみんなが揃う時に
「いつ、誰が何をするか」
を話し合わなかったのがいけません
遺品整理では関係者が多いほど意見の相違が必ずでます
話し合いをせずに片付けを始めると
持って帰りたかった遺品を親戚に持って帰られたりします
・生前整理をしなかった
・話し合いをしなかった
・搬出に立ち会わなかった
・不動産との連絡ミス
今回は事前にしっかりと準備をしていなかった「ハピマル」さんの失敗例です
これから遺品整理をする方は参考になると思いますのでぜひ最後までお読みください
>>>【初めての方】遺品の処分(遺品整理)を自分で行う方法・手順はこちら


どんな遺品整理でしたか?
一人暮らしをしていたので、冷蔵庫や洗濯機など大型家電や食器棚やベッドなど大型家具が多かったです。大型の物は荷物の運搬が出来ないので業者に依頼しました。
自分達で片付けられる小物等で多かった物は、食器や衣類、鞄やアクセサリーなどの装飾品。ご当地のお土産や置物。記念切手も多かったです。形見分けは各人気に入った物があれば早い者順で持ち帰りました。
処分に困ったものは契約書の控えです。電気ガスなどはまだ掃除などで在宅する事も多いので最後まで解約しませんでした。
有料テレビや携帯電話など料金が発生しているものの解約に手間と時間がかかりました。そういった事もあり契約書などは、どのタイミングで処分すればいいのか分かりませんでした。折り込みチラシやDMの停止なども地味に労力がかかります。
片付けは親族みんなで少しずつ短時間で行ったので2カ月くらいかかりました
思い出の写真を見ては悲しくなったり、家を見渡しては家主の居ない事を痛感して辛かったので、みんなで整理が出来て良かったです。
ゴミ収集の日も決まって居るので順番に出したりしました。ある程度目途が付いたら業者に依頼の電話をしました。
仏壇はご先祖様の位牌だけ持って行く事になり大きい仏壇も同じ業者に処分を依頼しました。人形なども人形供養した方が良いのか悩みましたが、業者が引き取ってくれる事になったのでそのままお願いする事となりました。
遺品整理で一番大変だったこと
親族間では、大きなトラブルはありませんでしたが、欲しいと思っていた形見を先に持って行かれてしまって残念に思いました。
また家も不動産屋に売りに出したので、整理業者と不動産屋との連絡にすれ違いもあしました。故人がお世話になったご近所の方への挨拶などもあり、交友関係も把握したりするのが少し大変でした。
今回の遺品整理で失敗したこと
業者に依頼しました。遺品整理専門というより、リサイクルショップです。まだ使えそうなものは買い取ってもらい、処分が必要な物は処分代を支払う形です。
大型家具・家電の引き取り運搬でした。またそれと同時に家を不動産屋に売りに出したので、鍵は不動産屋に預けてしまったのが失敗
整理業者からは何日から何日の間に伺います。との事で来てくれる日に前もって連絡をくれるものかと思い込んでいたら、私たちの立ち合いはなく事情を知っている不動産屋が立ち会ってくれたそうです。
持ち帰ろうとしていたアルバムなども処分されてしまったのです。重たいし大きいからと段ボールに入れて最後に家に運ぼうとしていました。
家を売りに出したら管理は不動産屋なのですね。売れるまでは自分の不動産だと思い込んでいましたが、グレーゾーンなのですね。大切なものは先に運ぶ方が良いです。不動産屋と整理業者と同時には連絡をこちらからマメにしないとすれ違いが生じますので、もっとマメに連絡をして確実に自分が立ち会う旨を伝えれば良かったと思っています。
この記事を書いた人

タケヤンの一言

